リモートで受講できる子ども向けプログラミング教室10選

小学校でプログラミングがはじまるから習わせてみたいけど、コロナウイルスが心配で教室に行くのはためらわれるという方は多いのではないでしょうか?

そこで、本記事では家にいながらリモートで授業が受けられるオンライン形式のプログラミングスクールをまとめました。

子どもにあったスクールが見つかるようにそれぞれの教室の特徴も紹介しています。

オンラインスクールのメリット、デメリット

各スクールの特徴を説明する前にオンラインスクール共通のメリット・デメリットをまとめておきます。
全てではありませんが、ほとんどのスクールにあてはまるものです。

メリット

  • 自分のペースで
  • 送迎不要
  • 繰り返し教材を見ることができる
  • 質の高い著名な教員の講習や内容の練られた授業を受けられる
  • 災害などに左右されない

デメリット

  • 先生とコミュニケーションを取れない、もしくは取りづらい
  • 通信環境が必要
  • PCの設定などを必要

これらは共通の要素なので、それ以外のメリットや特徴をスクールごとに紹介していきます。

紹介するプログラミングスクール

とりあげる教室は下記の10社です。

  • D-SCHOOL
  • Thinker!
  • CodeCampKIDS
  • おうちでコード
  • プロキッズ
  • DToyBox
  • qureo
  • smile tech
  • TENTO
  • LITALICOワンダー

これらのスクールの特徴と受講できるコースの概要をまとめています。
コースはオンラインに対応しているもののみをピックアップしています。

D-SCHOOL

概要、特徴

マインクラフトという子どもに人気のゲームとビジュアルプログラミング言語を組み合わせた「マイクラッチ」という独自のシステムを使って学習するのが特徴のスクール。

ゲームを使うので勉強をしなくてはならないという抵抗感をあまり持たずに、楽しみながら学習を進めることができます。

算数や理科、英語などの要素をミックスしたコースもあり、プログラミングを習得しつつ図形の面積や足し算、英単語を同時に学ぶことが可能です。

コース

コース名 スタイル 対象年齢(推奨) 初期費用 料金 レッスン数 学習時間目安
マイクラッチJrコース 動画教材自習 小学校1年生~ 不要 3980円(月額) 12回(1回/月) 90-120分/月
マイクラッチコース 動画教材自習 小学校3年生~ 不要 3980円(月額) 12回(1回/月) 90-120分/月
英語&プログラミングコース 動画教材自習 小学校3年生~ 不要 3980円(月額) 12回(1回/月) 90-120分/月
ロボットプログラミングコース 動画教材自習 小学校3年生~ 不要 4980円(月額) 6回(1回/月) 90分/月
ゲーム制作コース(シューティングゲーム) 動画教材自習 小学校2年生~ 不要 一括1980円 60-90分
ゲーム制作コース(ダンスゲーム) 動画教材自習 小学校1年生~ 不要 一括1980円 40-60分
オンライン個別指導コース リモート個別指導 小学3年生~中学3年生 入会金10,000円
14850円(月額)
120分/月

幅広いコースが用意されていてどれが子どもに合うか悩みますが子どもが興味を持ったものを選ぶのがいいと思います。

マインクラフトが好きならマイクラッチコースかマイクラッチJrコース、ロボットやものづくりに興味があるならロボットプログラミングコース、英語も学びたいなら英語&プログラミングコースがおすすめです。

年間契約にすると料金が安くなるので長期的に取り組むこと検討しているのであればコストを抑えることができます。

無料トライアルが可能なコースもあるので、迷ったら気軽に試してみましょう。

CodeCampKIDS

概要、特徴

東証一部上場企業であるフューチャーの子会社が運営しているスクールです。

ビジネスパーソン向けに展開されていたCodeCampというサービスが元になっていて、そちらは300社以上に導入されているという実績があります。CodeCampの子ども版がCodeCampKidsです。

独自の映像教材とScratchを使って学習を進めるスタイル。

自己学習のみではなく課題を提出して先生からフィードバックをもらえるという仕組みがあるので学習の節目に適切なアドバイスを受けて、よりスムーズにスキルを向上することができます。

作品をシェアしたり、他の子どもとコミュニケーションをとることができる受講生専用のSNSも用意されています。

コース

コース名 スタイル 対象年齢(推奨) 初期費用 料金 レッスン数 学習時間目安
Scratchプログラミングコース 動画教材自習 小学3年生~中学3年生 不要 3,980円(月額) 60回(4回/月)

用意されているコースはScratchプログラミングコースのみですが、全60回のレッスンを1年以上かけて学ぶという内容の濃いものになっています。

プログラミングの基礎から学び、最終的にはオリジナルの作品開発に挑戦します。

Thinker!

概要、特徴

運営会社は、小・中・高校生向けの本格的な理科実験実習などを提供する「理科実験スクールタートル」やプログラミング教室「タートルロボットプログラミングスクール」を運営する(株)タートルエデュケーションです。

microbitを使って、ソフトウェアだけでなくハードウェアのプログラミングが学べるのが特徴です。

micro:bitを使うとプログラムが実世界とのリンクするので、一般的なプログラミング教室と比べて、より工学的、物理学的な学びができます。

ハードウェアを使ったプログラミングはオンラインでの講習が難しいのですがそれを実現して、定評を得ているスクールです。

コース

コース名 スタイル 対象年齢(推奨) 初期費用 料金 レッスン数 学習時間目安
micro:bit コース 初級 動画教材自習 小学3年生~中学3年生 キット代5 ,500円 一括24,000円 12回(2回/月)
micro:bit コース 中級 動画教材自習 小学3年生~中学3年生 キット代7,000円 一括24,000円 12回(2回/月)

いずれもmicro:bitを使って学習しますが、難易度によってコースが分かれています。

初級はビジュアルプログラミングの基礎とmicro:bitの使い方を、中級は2つのmicro:bitを使ってより発展的な内容を学びます。

回路の作成などの手順を動画でわかりやすく説明してくれています。

全国的なプログラミングコンテストで優秀な成績をおさめる学生を毎年のように排出している鈴鹿高専の田添教授が内容を監修しています。

おうちでコード

概要、特徴

システム開発会社であるナザレソフトウエアの代表が主宰しているスクールです。講師の多くが育児をしながら仕事をしているパパ、ママエンジニアであることが特徴。

学習にはScratchかViscuitを使いますが、あらかじめ決まったカリキュラムはなく、子どもの興味・年齢・理解度などに合わせて学習内容を決めていくスタイルです。

授業は無料のWeb会議システムを使ってPC越しに対面で実施するので、常に講師のサポートを受けられます。設定や操作につまづいた場合は講師側がPCをリモートで動かしてトラブルを解消したり、実演してくれます。

コース

コース名 スタイル 対象年齢(推奨) 初期費用 料金 レッスン数 学習時間目安
スクラッチクラス グループ ライト リモート授業 小学3年生~中学3年生 3,300円 4,400円/月 2回/月 60分/回
スクラッチクラス グループ スタンダード リモート授業 小学3年生~中学3年生 3,300円 8,800円/月 4回/月 60分/回
スクラッチクラス マンツーマン ライト リモート個別指導 小学3年生~中学3年生 3,300円 6,600円/月 2回/月 60分/回
スクラッチクラス マンツーマン スタンダード リモート個別指導 小学3年生~中学3年生 3,300円 13,200円/月 4回/月 60分/回
ビスケットクラス グループ ライト リモート授業 年少~小学2年生 3,300円 4,400円/月 2回/月 60分/回
ビスケットクラス グループ スタンダード リモート授業 年少~小学2年生 3,300円 8,800円/月 4回/月 60分/回
ビスケットクラス マンツーマン ライト リモート個別指導 年少~小学2年生 3,300円 6,600円/月 2回/月 60分/回
ビスケットクラス マンツーマン スタンダード リモート個別指導 年少~小学2年生 3,300円 13,200円/月 4回/月 60分/回

学習教材、月のレッスン回数でコースが分かれています。

基本はマンツーマンの個別指導ですが少人数のグループで受けることも可能。授業はWebミーティングツールのZoomを使ってリモートで行います。

ゲームやデジタルアートを制作しながらプログラミングやPCの操作の基礎を学びます。

プロキッズ

概要、特徴

講師陣のキャリアや経験が他のスクールに比べて幅広く、レベルが高いという印象があります。

オンライン授業は生徒1人に対して講師が1人つくという完全なプライベートレッスン方式。

GoogleハングアウトやSkypeなどを使って授業を行うのでインターネットとパソコンさえあればすぐに始めることができます。

使用するテキストはオリジナルのもので、シンガポールや上海のプログラミング教育現場の先進的な事例が多く取り入れられています。

コース

Scratchコース リモート個別指導 小学生~中学生 教材費3,000円 8,000円/月 2回/月 50分/回
Webコース リモート個別指導 小学高学年~中学生 教材費7,000円 11,000円/月 2回/月 50分/回
Pythonコース リモート個別指導 小学高学年~中学生 教材費7,000円 11,000円/月 2回/月 50分/回

入門的なScratchコースからデータ解析やAI開発のプロが使用するPythonを学べるコースまで幅広く用意されています。

近年、需要が高く、仕事に直結するスキルとなるWeb開発を学ぶコースもあります。HTML、CSS、JavaScriptなどを学び、実際にWebサイトやWebアプリを制作します。

DToyBox

概要、特徴

運営元はシステム開発会社のアズソフト。開発の現場で実践経験を豊富に積んでいるプロのエンジニアが教材や指導法を監修しているのが特徴です。

新しい言語と比べると癖が強く、扱いが難しいC言語を学べるコースも設定されているところから自信のほどがうかがえます。

講師に教えてもらうのではなく配信される動画と教材を使って自習する形式ですが、そのぶん他のスクールに比べて月額料金が安くなっています。

コース

:DDDToyBox テキスト教材自習 小学3年生~ 不要 1,700円/月 全17回(2回/月)

Scratchを使ってゲームを作りながらプログラミングを学ぶというオーソドックスなスタイルですが、繰り返し、条件分岐、比較演算、論理演算、変数、リストなどプログラミングに必須の考え方が学べるカリキュラムになっています。

テキスト教材がメインとなるのでやや学習のハードルが高く感じる子どももいるかもしれませんが、そのぶん他のスクールに比べて料金がリーズナブルです。

有料オプションになりますが、講師から添削やアドバイスを受けることもできます。

Qureo

概要、特徴

厳密に言うとQureoはプログラミングスクールではなく、Webサービスという分類になります。

Web教材使って学びます。教材の開発元は「AbemaTV」、「アメーバブログ」などのサービスを運営しているサイバーエージェントグループ。

子どもがやる気を持続できるようにゲーム感覚でプログラミング学習を進められるのが特徴です。

レッスン動画は50本以上、レッスン数は420回とボリュームも十分。プログラミングの基礎となる30の概念を網羅的に学べるように設計されています。

子どもだけで進められるようにPCの操作方法を細かく教えてくれるチュートリアルや作ったプログラムの正解判定機能などサポート機能も充実しています。

コース

Qureo プレミアムプラン 動画教材自習 小学2年生~ 不要 2,500円/月

質、量ともにレベルの高い教材にも関わらず価格が安いのでコストパフォーマンスが非常に高いです。

1ヶ月の契約であれば2,500円ですが、6ヶ月契約だと月額1,500円(合計9,000円)、年間契約だと月額1,250円(合計15,000円)に料金が下がります。

また、プログラミング概念ごとの成績や学習の進捗を保護者が確認できる機能があるため、そのデータをもとにサポートしたりコントロールすることができます。

SMILE TECH

概要、特徴

全国の企業や学校などでプログラミングイベントを開催した実績のある教室です。

チケット制になっているのが大きな特徴。事前にチケットを購入し、それを使ってレッスンを受けます。

有効期限内であればチケットを使うタイミングは自由で、まとめて購入したチケットを兄弟や友達とシェアすることもできるので無駄なコストがかかりにくい仕組みになっています。

カリキュラムの幅は広く、スクラッチの基礎やアプリ制作、デジタルアートなどを学ぶコースがあります。

レッスンはZoomを使ってライブで行うのでリアルな教室と同じように講師とコミュニケーションを取りながら学習を進めます。

コース

スクラッチ リモート個別指導 小学1年生〜 運営費3,000円 2,300円/回
Processing リモート個別指導 小学5年生~中学生 運営費3,000円 3,450円/回
3DCG リモート個別指導 小学5年生~中学生 運営費3,000円 3,450円/回 45分/回

授業形式はマンツーマンもしくはグループのいずれかを選べます。グループの場合には受講費用が安くなります。

リモート授業に必要な初期設定は専門のアドバイザーがサポートしてもらえますので、パソコンの知識がなくても簡単にスタート可能。

スクラッチやデジタルアートなど複数のコースが用意されているので子どもの興味に応じて選ぶことができます。

TENTO

概要、特徴

学年やスキルの異なる子どもが一緒に学ぶ「寺子屋方式」をとっているのが特徴。

オンラインでもそのやり方を再現した「グループ」という受講方法があります。その他にも「マンツーマン」、「親子グループ」という受講方法が用意されているので子どもの性格に合ったものを選ぶことができます。

コミュニケーション志向の授業スタイルなのでグループ形式の場合は生徒同士も活発にやり取りをします。講師の話を生徒が聞くだけということはしません。

講師陣も充実。各クラスにプロのプログラマーが必ず一人は在籍する体制がとられています。講師陣がプログラミング関する本を多く出版していることからもレベルの高さがうかがえます。

コース

オンラインコース グループ リモート授業 小学5年生~ 入会金15,000円 12,000円/月 4回/月 60分/回
オンラインコース マンツーマン リモート個別指導 小学3年生~ 入会金15,000円 2,000円/月+5,000円/回 60分/回

グループコースは講師1人あたり5人まで参加可能なので、友達や兄弟と一緒に受講することができます。

月4回の場合は上の表の通り月額12,000円ですが、月2回にすることもでき、その場合は月額7,000円になります。

マンツーマンコースは名前の通り、講師と一対一のプライベートレッスン。グループコースよりも子どものペースに合わせて授業を受けることができます。

こちらのコースは1ヶ月のレッスン数は決まっておらず、料金も実施した回数分だけ発生する仕組みです。

いずれのコースも学習内容はViscuit、Scratch、Pythonなどから、子どものスキルや興味に合ったものを選びます。

LITALICOワンダー

概要、特徴

「IT✕ものづくり」がコンセプト。

ただITの技術や知識を学ぶのではなく、ものづくりに必要な「イメージしたものを形にする力」や「試行錯誤する力」を養えるスクールです。

ロボットやAIが取って代わることのできないスキルの習得を目指します。

チームラボの猪子さんやWHILLの杉江さんが推薦しているということもあり注目を集めています。

コース

ゲーム&アプリ プログラミングコース リモート授業 年長~高校生 入塾金15,000円 5,250円/回~ 8回/月 90分/回
ゲーム&アプリ エキスパートコース リモート授業 小学3年生~高校生 入塾金15,000円 6,250円/回~ 8回/月 90分/回

試行錯誤することを重要視しているので、授業の時間は90分と他のスクールよりも長めに設定されています。

カリキュラムも固定ではなく、それぞれの子どもに合わせて設計されます。教材も動画や紙のテキストなど様々な形態で用意されており、自分の学習スタイルに合ったものを選べます。

また授業を受けるだけでなく、発表の場や生徒同士の交流の機会も用意されています。

教室とオンラインを併用できるのも特徴的。

上の表の料金は月8回の場合のものですが、月のレッスン数は4回~となっており、自由に設定できます。

まとめ

オンラインで受講することができるプログラミングスクールの特徴と受講可能なコースをまとめました。

スクール選びの参考にしていただければと思います。